法人カードの名義は法人?!個人?!【カードの使い回しは犯罪行為】

法人カードの名義は法人?!個人?!【カードの使い回しは犯罪行為】

今回は「法人カードの名義」についてご紹介します。

 

《個人事業主やフリーランスにおすすめカード》
カード名 年会費 審査の通りやすさ
1位 NTTファイナンスBiz 無料 ★★★★★
2位 三井住友for Owners クラシック 1,375円(税込) ★★★★☆
3位 セゾンプラチナ 22,000円(税込) ★★★★☆
4位 アメックスビジネスアメックスビジネス  13,200円(税込) ★★★★☆
5位 アメックスゴールドアメックスゴールド 36,300円(税込) ★★★★☆

 

【疑問】法人カードの名義って誰?

「法人カードの名義は誰になるの?」
「法人カードは、会社内で使いまわしできる?」
「法人カードのサインは、法人名?個人名?」
「社名や代表者が変わった場合、何か手続きは必要?」

など、法人カードの名義にまつわる様々な疑問にお答えします。

晴れて三河国の盟主となった暁には、松平家から徳川家に名を変えるのじゃ。名義変更の手続きで忙しくなるが、法人カードの名義はどうなっておるのじゃろうか。カード裏面のサインを考え直さねばならないのかのう。
「法人カードの名義は代表者の個人名」という決まりじゃ。会社名や代表者氏名が変更になれば、カード会社に連絡して変更届を取り寄せが必要となる。カード裏面のサインも新調すれば、気分一新で出発できようぞ。

 

【結論】法人カードの名義=「代表者の個人名」

法人カードの名義=代表者の個人名です。

法人カードも、個人カード同様に “名義” があります。法人カードの名義とは、『カード所有者として表立って記される名前』を指します。

間違いがちですが、法人カードの名義は『法人名義』ではなく、『代表者の個人名』になります。法人であれば『代表者』、個人事業主であれば『事業主本人』が名義人となります。個人名は、個人クレジットカード同様に、法人カードの表面に記載されます。

クレジットカード会社によっては、カード表面上に【法人名+個人名】を記載する場合もあります。それでも、使用できるのは、カードに記載のある個人のみです。

その一方で大企業向けの法人カード、コーポレートカード で、名義を法人名にすることもあります。JCB、三井住友カードなどの大手カード会社が、コーポレートカードを取り扱っています。

コーポレートカード発行の目安は、同じ会社で20枚以上の法人カードを発行する場合です。ただし、連帯保証人として、法人代表者をつけるのが一般的です。

基本的にコーポレートカードを使うのは大企業なので、ほとんどの会社は個人名を名義とした法人カードを発行します。

 

【注意】法人カードは会社内で使い回しNGです

名義が代表者の場合、ご家族や社員さんなど、本人以外が使用する事は NG です。

理由としては、カードの所有権はカード会社にあり、カード会社が名義人に貸与するという形をとっているので、名義人に所有権はないからです。

名義人以外の方がカードを使用されますと、「名義貸し」としてカード会社から利用停止を喰らいますので、くれぐれもご注意ください。

それでも、「代表者以外にも使わせたいんだけど…」というケースもあると思います。その場合には、使用者人数分の法人カードを発行する必要があります。先にお伝えした通り、法人カードを使用できるのは、名義人本人だけだからです。

個人のクレジットカードとの違いは、引き落とし先が “会社の銀行口座” である点です。

法人カードの場合、複数カードを発行しても、引き落とし先は一律で会社の銀行口座になります。ただし、個人事業主が法人カードを作る場合は、引き落とし先は個人の銀行口座になります。

社員さんそれぞれに法人カードを持たせれば、明細表を見て “誰が・何に・いくら使ったのか” がわかるので、経費精算はとても楽になります。また、法人カードの利用限度額は、個人ごとにあらかじめ設定できます。

 

【正解】法人カードのサインは「名義人の名前」です

法人カード決済時のサインは『名義人の名前』です。法人カードで支払った際に、サインを求められる事があるかと思いますが、その場合、個人のクレジットカード同様に、名義人の名前でサインしましょう。

また、インターネット決済の時などに求められる名義人入力の欄は、サイン同様に個人名を入力しましょう。

補足ですが、法人カードを使って、通販で買い物をする時など、通販サイトの『アカウント名』と『法人カードの名義』が異なる場合、決済できないこともあるので注意しましょう。

 

【取説】会社名や代表者が変わった場合、手続きは3ステップ

カードの名義変更を行う場合、以下の3ステップが必要です。

  1. 契約者ご本人が利用元のカード会社へ連絡
  2. カード会社から『変更届』を取り寄せる
  3. カード会社へ『変更届』に必要書類を添えて提出

注意すべきは、名義変更する本人が連絡する必要がある点です。基本的に、他の社員による代理対応はできません。必要書類としては、『登記簿謄本の写し』『本人確認のできる公的証明書(運転免許書、パスポートなど)の写し』などが求められます。

名義変更する予定が事前に把握できている場合は、あらかじめカード会社へ連絡して変更届を取り寄せておくと、その後の手続きがスムースになるのでおすすめです。

 

まとめ

では、今回の内容をまとめておきます。

  • 法人カードの名義は、『代表者の個人名』
  • 法人カードは、名義人以外使ってはいけない
  • 複数人が法人カード使うには、使用する人数分作る必要がある
  • 法人カードのサインは、名義人の個人名を使う
  • 会社名や代表者名が変わる場合、名義人変更が必要

いかがでしたでしょうか。まだ会社で法人カードを使っていない社長さんや経理の方は、経費精算を楽にするためにも、ぜひ法人カードを活用していきましょう。

 

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