今回は「法人カードの名義」についてご紹介します。
《個人事業主やフリーランスにおすすめカード》 | |||
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カード名 | 年会費 | 審査の通りやすさ | |
1位 | NTTファイナンスBiz | 無料 | ★★★★★ |
2位 | 三井住友for Owners クラシック | 1,375円(税込) | ★★★★☆ |
3位 | セゾンプラチナ | 22,000円(税込) | ★★★★☆ |
4位 | アメックスビジネス | 13,200円(税込) | ★★★★☆ |
5位 | アメックスゴールド | 36,300円(税込) | ★★★★☆ |
【疑問】法人カードの名義って誰?
「法人カードの名義は誰になるの?」
「法人カードは、会社内で使いまわしできる?」
「法人カードのサインは、法人名?個人名?」
「社名や代表者が変わった場合、何か手続きは必要?」
法人カードの名義は、個人名義?法人名義?サインはどちらでするの?法人カードを� https://t.co/ILOvpXrsin
— 経営者「Moto(もと)」 (@hojin_moto) October 5, 2018
法人カードの名義って個人?それとも会社? https://t.co/vsul5dT4xX
— 「すごいカード」編集長@お金のはなし (@sugoicardsoudan) November 30, 2016
など、法人カードの名義にまつわる様々な疑問にお答えします。
【結論】法人カードの名義=「代表者の個人名」
法人カードの名義=代表者の個人名です。
法人カードも、個人カード同様に “名義” があります。法人カードの名義とは、『カード所有者として表立って記される名前』を指します。
間違いがちですが、法人カードの名義は『法人名義』ではなく、『代表者の個人名』になります。法人であれば『代表者』、個人事業主であれば『事業主本人』が名義人となります。個人名は、個人クレジットカード同様に、法人カードの表面に記載されます。
アメックスのビジネスカード、まさか「読み仮名」として入力した文字がカードに印字されるとは思わず「KABUSHIKIGAISHAKUREINRABO」になってしまったw
明日電話して修正してもらおう…さすがに恥ずかしいw— 鶴間 恵里|CRANE lab, Inc. (@cranelab_jp) April 1, 2019
クレジットカード会社によっては、カード表面上に【法人名+個人名】を記載する場合もあります。それでも、使用できるのは、カードに記載のある個人のみです。
その一方で大企業向けの法人カード、コーポレートカード で、名義を法人名にすることもあります。JCB、三井住友カードなどの大手カード会社が、コーポレートカードを取り扱っています。
コーポレートカード発行の目安は、同じ会社で20枚以上の法人カードを発行する場合です。ただし、連帯保証人として、法人代表者をつけるのが一般的です。
基本的にコーポレートカードを使うのは大企業なので、ほとんどの会社は個人名を名義とした法人カードを発行します。
【注意】法人カードは会社内で使い回しNGです
名義が代表者の場合、ご家族や社員さんなど、本人以外が使用する事は NG です。
理由としては、カードの所有権はカード会社にあり、カード会社が名義人に貸与するという形をとっているので、名義人に所有権はないからです。
名義人以外の方がカードを使用されますと、「名義貸し」としてカード会社から利用停止を喰らいますので、くれぐれもご注意ください。
それでも、「代表者以外にも使わせたいんだけど…」というケースもあると思います。その場合には、使用者人数分の法人カードを発行する必要があります。先にお伝えした通り、法人カードを使用できるのは、名義人本人だけだからです。
パートナーのために法人カードを作り、「この会社は君のものだから暗証番号は君の誕生日にしておいたよ」と伝えたが、その誕生日が間違っていると知らされた回。
— うでパスタ (@UDPasta) May 10, 2019
個人のクレジットカードとの違いは、引き落とし先が “会社の銀行口座” である点です。
法人カードの場合、複数カードを発行しても、引き落とし先は一律で会社の銀行口座になります。ただし、個人事業主が法人カードを作る場合は、引き落とし先は個人の銀行口座になります。
社員さんそれぞれに法人カードを持たせれば、明細表を見て “誰が・何に・いくら使ったのか” がわかるので、経費精算はとても楽になります。また、法人カードの利用限度額は、個人ごとにあらかじめ設定できます。
【正解】法人カードのサインは「名義人の名前」です
法人カード決済時のサインは『名義人の名前』です。法人カードで支払った際に、サインを求められる事があるかと思いますが、その場合、個人のクレジットカード同様に、名義人の名前でサインしましょう。
また、インターネット決済の時などに求められる名義人入力の欄は、サイン同様に個人名を入力しましょう。
補足ですが、法人カードを使って、通販で買い物をする時など、通販サイトの『アカウント名』と『法人カードの名義』が異なる場合、決済できないこともあるので注意しましょう。
【取説】会社名や代表者が変わった場合、手続きは3ステップ
カードの名義変更を行う場合、以下の3ステップが必要です。
- 契約者ご本人が利用元のカード会社へ連絡
- カード会社から『変更届』を取り寄せる
- カード会社へ『変更届』に必要書類を添えて提出
注意すべきは、名義変更する本人が連絡する必要がある点です。基本的に、他の社員による代理対応はできません。必要書類としては、『登記簿謄本の写し』『本人確認のできる公的証明書(運転免許書、パスポートなど)の写し』などが求められます。
名義変更する予定が事前に把握できている場合は、あらかじめカード会社へ連絡して変更届を取り寄せておくと、その後の手続きがスムースになるのでおすすめです。
まとめ
では、今回の内容をまとめておきます。
- 法人カードの名義は、『代表者の個人名』
- 法人カードは、名義人以外使ってはいけない
- 複数人が法人カード使うには、使用する人数分作る必要がある
- 法人カードのサインは、名義人の個人名を使う
- 会社名や代表者名が変わる場合、名義人変更が必要
いかがでしたでしょうか。まだ会社で法人カードを使っていない社長さんや経理の方は、経費精算を楽にするためにも、ぜひ法人カードを活用していきましょう。
【略歴】カード会社勤務5年目を迎える営業マン。趣味は転職(社会人10年目で転職6回)、特技は早期退職(最短記録は入社後3時間でクビ)。『転職の神様』なるハウツー本の出版を志すも、会社が副業禁止であえなく断念。昼間はクレジットカードの営業、夜間は法人カードの比較サイト運営に励む毎日。いずれは審査業務に携わるべく、クレディッター(クレジット審査業務能力検定一般コース)の資格取得に向けて勉強中。>> 運営者の詳細なご紹介はこちら