シェルビジネスカードゴールドの評判【シェルのSSで使えます】

シェルビジネスカードゴールドの評判【シェルのSSで使えます】

今回は、シェルビジネスカードゴールドについてご紹介します。

 

シェルビジネスカードゴールドの比較と評判

シェルビジネスカードゴールドは各種お支払いにカードを利用するだけで、全国約2,900カ所の店舗網を有するシェルのサービスステーション(SS)での給油や有料高速料金(ETC利用を含む)、JR券・航空券代、宿泊費など、交通費・出張旅費関連の利用分がカードの利用額に応じてキャッシュバック還元されるオリジナルのサービス機能とJCB法人ゴールドの会員特典・ステータスを兼ね備えた事業主の方におススメの法人カードです。

それでは、シェルビジネスゴールドカードについて、基本情報やカードの特徴(サービスメリット)、ちょっと気になる点(デメリット)などをまとめてみましたので、ご覧ください。

申し込み資格

法人または個人事業主
(カード使用者は18才以上の方)

提携ブランド

JCB(ジェーシービー)

年会費(税込)

  • 1人目(法人代表会員)…11,000
  • 2人目以降(追加使用者)…3,300

利用限度枠

原則として50万円~250万円

利用可能範囲

全てのJCB加盟店、「シェルSS」の全ての商品に利用可能

旅行傷害保険

海外:最高1億円1
国内:最高5,000万円2

国内・海外航空機遅延保険

内容により2万円又は4万円限度

ショッピング保険

海外:500万円3
国内:500万円3

ポイントサービス

付与なし

ETCカード

年会費無料で複数枚の追加発行が可能
(ただし、発行枚数は一定の範囲内)

空港ラウンジ

国内の主要空港で無料で利用可能

グルメ優待

全国の対象店舗で飲食代金が割引

電子マネー

QUICPayなどの利用が可能

キャッシング

サービス無し

注1:「シェルビジネスゴールドカード」で日本出国前に、「搭乗する公共交通乗用具」または「参加する募集型企画旅行」の料金を支払った場合は最高補償額が1億円、「シェルビジネスゴールドカード」での支払いがない場合は最高補償額が5,000万円となります。
注2:「シェルビジネスゴールドカード」で「搭乗する公共交通乗用具」、「旅館ホテル等の宿泊費」、「宿泊を伴う募集型企画旅行の参加費」の料金をお支払いになった場合に適用となります。
注3:「シェルビジネスゴールドカード」で購入された物品(対象外物品を除く)の破損・盗難などによる損害を、購入日から90日間、年間  最高500万円まで補償。(ただし、自己負担額は1事故につき3,000円)

 

シェルビジネスカードゴールドの特徴

シェルビジネスカードゴールドの特徴、サービスメリットについてご紹介します。

基本情報でもお伝えしたように、カードの利用額に応じて交通費・出張旅費関連の利用分がキャッシュバックされるのが最大の特徴です。キャッシュバック、シェルSSの利用分については対象額が2倍で計算されますので、シェルSSを普段から利用されている事業主の方にとっては大きなサービスメリットが得られます。

それでは、年会費と利用特典について、JCBゴールド法人カードとの違いを比較してみましょう。

JCBゴールド法人カードとの比較

カード種類

JCBゴールド法人カード

シェルビジネスカードゴールド

年会費(税込)

・1人目(法人代表会員)…11,000円
・2人目以降(追加使用者)…3,300円

・1人目(法人代表会員)…11,000円
・2人目以降(追加使用者)…3,300円

ポイントサービス

利用合計額1,000円(税込)でOkiDokiポイント付与

付与なし

いかがでしょうか?JCBゴールド法人カードシェルビジネスカードゴールドとの違いがお分かりいただけたと思います。シェルビジネスゴールドカードはJCBゴールド法人カードと年会費は同額ですが、シェルビジネスゴールドカードはJCBのポイントサービス(OkiDokiポイント)が対象外となる代わりに、交通費・出張旅費関連の利用分が、利用額に応じて最大3.0%のキャッシュバック還元が受けられるというのがその違いです。

それでは、シェルビジネスゴールドカードはJCBゴールド法人カードと比べて実際にお得なのか?次の事例でざっくりと試算してみました。

この事例では、シェルビジネスカードゴールドの方が断然お得であるのがお分かりいただけると思います。JCBゴールド法人カードは、一番割のいいポイント景品であるJCBギフトカードと交換しても40,000円分に留まるに対して、シェルビジネスゴールドカードは年間120,000円ものキャッシュバック還元が受けられます。  

特に社用車の給油で普段からシェルのSSでされている事業主の方にとっては、キャッシュバックの対象額が2倍で計算されますので、経費削減につながる大きなサービスメリットを受けることができます。

また、シェルビジネスゴールドカードは、シェルのSSでの利用に特化(JCBのクレジット機能が付いていない)シェルビジネスSS専用カードやシェルビジネスFUELカードを、年会費無料で複数枚追加発行することが可能です。

例えば役員クラスはシェルビジネスゴールドカード、一般の従業員はシェルビジネスSS専用カード(またはシェルビジネスFUELカード)とすることで、役職などに応じてカードの利用使途を区分・管理することができ ます。

これらの点を踏まえると、普段からシェルのSSを利用している事業主の方にとっては、使い勝手の面でもシェルビジネスカードゴールドの方がJCBゴールド法人カードより優れていると言えるでしょう。

 

シェルビジネスカードゴールドのデメリット

シェルビジネスカードゴールドのちょっと気になる点としては、シェルビジネスカード一般の記事でも申し上げましたが、キャッシュバックの対象額が2倍になるシェルのSSの店舗数が全国2,900店しかなく、最大手のENEOS Enejet(店舗数約13,000店)に比べて断然少ない点です。

キャッシュバックの対象額が2倍になるからといって、営業途中にシェルのSSを探して給油する、なんてことはとても非効率で現実的ではありませんので、やはり店舗数が少ない点はデメリットと言わざるを得ません。

また、キャッシュバック還元の内容(キャッシュバック率など)がシェルビジネスカード一般と同じであり、シェルビジネスゴールドカードとしての優遇がないことも、ちょっと気になる点です。

なお、現在のシェルと出光のSS20214月にブランド統合され、新たに「アポロステーション」のSSが  誕生する予定となっており、統合後の店舗数は約6,400店となる見込みです。(ただし、これら「アポロステーション」の全てのSSがシェルビジネスゴールドカードのキャッシュバックの対象店舗となるか否かは、今のところ不明です。)

 

まとめ

シェルビジネスカードゴールドは、普段からのシェルのSSで社用車の給油をされている事業主の方におススメの法人カードであることがお分かりいただけたと思います。

シェルビジネスゴールドカードは、JCBのポイントサービスであるOkidokiポイントが付与されない代わりに、シェルのSSでの給油利用などに加え、有料高速道路(ETC利用を含む)やレンタカー、宿泊、JR券、航空券、 タクシー、旅費の利用分も対象とするキャッシュバックが受けられます。

しかも、キャッシュバック率は最大3.0%、キャッシュバック対象額は月間最大50万円までとなっており、利用内容次第では月間最大15,000円、年間最大180,000円のキャッシュバック還元を受けることが可能で大変お得です。シェルビジネスゴールドカードをまだお持ちでない事業主の方は、ぜひこの機会に入会をご検討してみてはいかがでしょうか。

なお、2021年4月に現在のシェルと出光のSSはブランド統合され、新たに「アポロステーション」のSSが誕生する予定となっています(出光興産のSSとして一本化される予定です)。

統合後、「シェルビジネスゴールドカード」の取扱いがどうなるのかは今のところ不明ですが、他社の事例などから推測すると、恐らくは新ブランド「アポロステーション」としての法人カードにリニューアルが図られるものと思われます。シェルビジネスゴールドカードと同等、あるいはそれ以上のサービス機能・特典が付帯した法人カードへのリニューアルが期待されるところです。

 

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