海外旅行保険が付帯の法人カードとは?!【事故にも手厚いサポート】

海外旅行保険が付帯の法人カードとは?!【事故にも手厚いサポート】

今回は「海外旅行保険が付帯の法人カード」をご紹介します。

 

海外旅行保険が付帯の法人カードはどれ?

皆さんは海外旅行に出かける時に、海外旅行保険に加入されていますか?勝手知ったる国内とは違い、言葉も食事も文化も異なる海外では、いつにも増して保険が大切な存在になります。

しかし、ご自身に適した保険を比較サイトで探して、各社から見積もりを取って、最終的に加入の手続きをして・・と不慣れな方には面倒な作業が待っています。

そこで、海外旅行保険が付帯の法人カードであれば、最低限必要な保険内容はカバーできるので、後は保険会社のサービスをオプションで用意すれば、手間もコストも掛かりません。

天下統一を果たした秀吉公も、韓国から中国、インドをめぐる海外旅行を計画していた様子で・・

尾張の田舎町で育ったワシにとって、これが人生で初めての海外旅行じゃ。パスポートにビザ、現地通貨に日程表も準備万端。いざ、天下統一ならぬ世界制覇へ乗り出そうぞ!
これこれ、肝心な海外旅行保険を忘れておるではないか。海外旅行保険が付帯の法人カードなら、海外旅行費の精算と旅行保険のサービスが1枚で賄えようぞ。そなたも経営者であればこそ、保険を第一に考えねばならぬ。

 

海外旅行保険が付帯の法人カードはこちら

カード名 年会費 追加カード年会費 付帯状況
オリコゴールド 2,000円
※初年度無料
法人代表者:無料
個人事業主:発行不可
自動付帯
オリコスタンダート 1,250円
※初年度無料
1,375円(税込) 自動付帯
三井ゴールド 11,000円(税込) 2,200円(税込) 自動付帯
三井クラシック 1,375円(税込) 1,375円(税込) 利用付帯
JCBゴールド 11,000円(税込) 3,300円(税込) 自動付帯
amex-business-goldアメックスゴールド 31,000円
※初年度無料
3,300円(税込) 自動付帯
 アメックスビジネス 13,200円(税込) 6,600円(税込) 利用付帯
セゾンプラチナ 22,000円(税込) 3,300円(税込) 自動付帯
UCゴールド 11,000円(税込) 2,200円(税込) 自動付帯
ラ イフゴールド 11,000円(税込) 2,200円(税込) 自動付帯
 ダイナースクラブ 29,700円(税込) 無料 自動付帯

 

海外旅行保険って何?

海外旅行保険は海外で事故や疾病などの起こりうるあらゆるリスクに対して金銭的な補償をしてくれる保険です。

海外旅行保険の主な種類は下記のとおりです。

傷害死亡・後遺障害

旅行中に偶発的な傷害事故によって会員が死亡または後遺障害となったときに支払われる保険

 

疾病治療費用

旅行中または旅行終了後48時間以内に発病した疾病により医者の治療を受けた場合または旅行期間中に感染した所定の伝染病で旅行期間終了後14日以内に医者の治療を受けた場合に支払われる保険

 

傷害治療費用

旅行中の偶発的な傷害事故によって医者の治療を受けた場合

 

賠償責任

旅行中に他人にけがをさせたり、物を壊したりして賠償責任を負った場合に支払われる保険

 

救援者費用

旅行中に会員が死亡した場合、ケガや疾病により、7日以上継続入院した場合、行方不明・遭難した場合に会員の救援に来た救援対象者または親族が支出した金額を負担する保険

 

携行品損害

会員が旅行中に携行していた物品が偶然の事故によって損害を受けた場合、損害を受けた物品の時価額を補償してくれる保険

ゴールドカード以上の場合は下記の保険も付帯している場合があります。

航空機寄託手荷物遅延・紛失費用

空港に預けた手荷物が目的地まで到着するのに時間がかかった。または紛失した場合に実際に受けた経済的な損失に対して補償してくれる保険

 

航空機遅延費用

航空機の遅延によって出発便にのることができず、到着予定時間から4時間以内に代替機を用意できなかった場合に、ホテル代や食事代などを補償する保険

この中でも特に利用頻度が高い保険は傷害・疾病治療保険、救援者費用、携行品損害保険です。
ジェイアイ傷害火災保険㈱が提供している2016年度海外旅行保険事故データ(2016年4月~2017年3月)によると、海外旅行保険が適用になる事故の発生率は3.40%(29人に1人)です。

1位.治療、救援費用(51.5%)
2位.携行品損害(30.9%)
3位.旅行事故緊急費用(13.7%)(航空機寄託手荷物遅延費用、航空機遅延費用)

つまり重要視すべき保険は傷害・疾病治療保険、救援者費用、携行品損害の4つで、その他の事故については発生確率が低いという点です。海外旅行保険の数字を見るときに最高数千万円という金額を見かけますが、ほぼ全て利用頻度が低い傷害死亡・後遺障害保険の金額です。

海外旅行保険を見るときは傷害・疾病治療保険、救援者費用、携行品損害の4つの保険が付帯しているか、保険金額はいくらかを注視しましょう。保険金額は下記の金額を目安に考えてください。

傷害・疾病治療保険  200万円
救援者費用  200万円
携行品損害  30万円

1枚のカードで上記以上の金額であれば、海外旅行保険が充実しているカードといえるでしょう。

 

保険が「利用付帯」と「自動付帯」の違いとは?

海外旅行保険には利用付帯と自動付帯のカードがあります。具体的に利用付帯と自動付帯と違いについて見ていきましょう。

利用付帯とは
利用付帯は旅行中にクレジットカードを利用することで適用になる保険です。しかしながら、旅行中にクレジットカードを利用すれば全て対象になるわけではありません。

利用付帯の要件は下記のとおりです。

  • 日本出国前に公共交通機関(航空機、電車、船舶など)の利用代金をクレジットカードで支払った
  • 日本出国前に宿泊を伴うパッケージツアーの料金をクレジットカードで支払った
  • 日本出国後に公共交通機関(航空機、電車、船舶など)の利用代金をクレジットカードで支払った
  • 空港につくまでのタクシー料金をクレジットカードで支払った
  • 乗り継ぎ前の飛行機代金をクレジットカードで支払った

旅行前の「航空機代」「パッケージツアー代」「タクシー代」をクレジットカードで支払っておくと、安心して旅行できます。

自動付帯とは
自動付帯のカードは、カードを持っているだけで保険の対象となることをいいます。海外旅行にカードを持っていく必要はありません。

また海外旅行保険の保険金額は傷害死亡・後遺障害保険を除き合算することができます。充実した海外旅行保険が欲しい方は自動付帯のカードを複数枚保有していると高い金額の保険金額となります。

特に法人カードをお持ちの経営者の方は万一事故にあってしまった場合は医療費のみならず、会社への経済的な損失も大きいです。複数枚持ちで会社への損失も配慮した保険金額にしておくことをおすすめします。

 

こんな時こそ、海外旅行保険の出番です

海外旅行保険は下記のようなケースで利用されます。

  • 海外旅行中に交通事故にあって後遺障害になってしまった
  • 海外旅行での飲食物などにあたってしまい緊急入院してしまった
  • 海外旅行中に交通事故にあって入院してしまった
  • 海外旅行中にスノーボードをしていて、誤って相手にぶつかりけがをさせてしまった
  • 旅行中に盲腸になってしまい、1週間以上入院するので、家族に見舞いに来てもらった
  • 旅行中に誤ってデジカメを落としてしまった
  • 寄託した手荷物が目的地に運搬されるまで6時間以上かかった
  • 搭乗予定の航空機が欠航し、代替となる航空機に登場するまで4時間以上かかった

一方、下記のようなケースは海外旅行保険の適用外となります。

  • 自家用車で空港まで向かっている途中に事故にあった
  • パッケージツアーを利用しない旅行で、クレジットカードで公共交通機関の料金を支払っていない
  • 海外旅行中にコレラウィルスにかかり、会員が死亡してしまった(疾病による死亡は対象外)
  • 海外旅行中に以前から患っていた心臓病で入院した
  • スカイダイビングをしているときに、骨折して入院した。(危険なスポーツは対象外)
  • 同伴している親族の物品を壊してしまった。(親族は賠償責任の対象外)
  • コンタクトレンズを紛失してしまった。
    (現金・小切手・有価証券類、切手・定期券、預貯金証書・クレジットカード・運転免許証、義歯・義肢・コンタクトレンズなどは対象外)

このように海外旅行保険には適用外となるケースがあります。海外旅行に行かれる前には必ず、海外旅行保険の約款を確認して、保険が適用されるケースについて確認しておくことをおすすめします。

 

まとめ

今回は海外旅行保険についてまとめておきました。

海外旅行保険のポイント
  • 重要視すべきは傷害・疾病治療保険、救援者費用、携行品損害
  • 海外旅行保険は合算できるため、『保険が自動付帯』のカードを複数持つことがおすすめ
  • 『保険が利用付帯』のカードの場合、旅行前に料金を支払うことがおすすめ
  • 海外旅行保険の適用外となるケースがあるので、約款を確認する必要がある

国内旅行保険と異なり、海外旅行保険はあらゆる事故に対応しています。海外旅行や出張に行かれる時は、クレジットカードの保険を活用することをおすすめします。

 

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