《聴き取りでござる!》経営者インタビュー【第二陣】
公開日:2019年07月02日
「法人カードって、実は使ってないんですよね」
―― どの法人カードを使っていらっしゃるんですか?
実は、弊社では使っていないんですよ。
―― 1971年創業の超老舗企業なので、何らかの法人カードは利用されていると思い込んでいました
主な事業が人材派遣なのですが、出費のほどんどが人件費でカード払い出来るものが少ないんですよ。なので銀行の振り込み対応で足りているんです。
―― これでは間が持たないので、伊達政宗になって頂けますか
「・・・」
―― 似合っていますね
嬉しくないですよ。
「経費精算の漏れが出るのは確かに困りますね」
―― 出費が限られていれば、法人カードが無くても不便は無いのでしょうか
とはいえ立替の手続きが不要になるので、法人カードがあれば良いなと思うことはありますよ。会社の飲み会とかお中元の購入とか、法人カードで決済出来れば経費処理も楽ですしね。
レシートを取っておいても立て替えを忘れることもありますし、1ヶ月以上精算が遅れた領収書なら「もういいや」と思って精算しないこともありますね。
―― 振込手数料って高いですもんね
そうですよね。利用する機会は少ない私向きの法人カードってありますか?年会費無料で追加カードも使えると嬉しいのですが。
―― 月に3万円以下の利用金額であれば、ビジネクスト法人クレジットカードが良いのではないでしょうか。
《戦国法人カードより》ビジネクスト法人クレジットカードのご紹介>> カードの詳細はこちら
検討してみます。
「サラリーマン時代には父の言葉は理解できませんでした」
―― お父様から継がれて半世紀ほど続いている御社ですが、お金の使い方にこだわりなどあるのでしょうか?
父の時から、事業投資はかなり堅実にしていく方です。しかし渋ってばかりでは成長もないと思いますし、私は行動的で新しいことも好きなので半年に一度ずつくらいは小さな投資にチャレンジしています。
―― 最近の事業投資に関する失敗談を教えてください
先日はインターネット広告への出稿で30万円ほど無駄にしてしまいましたが、後悔はしていません。やってみないとわからないですからね。
―― お父様は節約を再優先に考えていらっしゃったのですか?
節約も大事だけど、それ以上にどうやって稼ぐのかをしっかり考えろと子供の頃から言われていましたね。
それから、「お金はもらうものではなく、稼ぐものだ」とよく聞かされていましたね。大学を出てから数年間のちょうどバブルの時に、新入社員として企業に勤めていたこともあるのですが、その時はその言葉が理解出来ませんでした。ようやく理解できたのは会社を継いでからですね。
「バブル当時はお金はもらうものでも稼ぐものでもなく、降ってくるものでした」
―― このサイトのテーマが戦国時代なので、歴史について質問させてください。好きな歴史上の人物や物語はありますか?
時代物の小説が好きなのですが、平岩弓枝さんの「御宿かわせみ」や高田郁さんの「みをつくし料理帖」が好きです。どちらも女性主人公が男性優位の世界で知恵を振り絞って生き抜くというシリーズ物の作品で、自分と重ねて読んでしまいますね。
《原田社長のお勧め書籍》
御宿かわせみ / 平岩弓枝作
「男性社会での女性の苦悩というのは、いつの時代も普遍的なテーマなんだと思います」
池袋サンシャインシティ59階にて
「高いところ好きなんです、東京を我が物にしたような気がして」
―― 仕事の現場で男性優位だなと思うことはありますか?
「もし私が男だったら相手の対応は違ったかも」と思うことはありますよ。若い頃は特に甘く見られることが多かった気がします。でも、トータルで見れば、逆に女性だから得をしていることの方が多いと思います。営業現場では特にそう感じますね。
―― ありがとうございました。
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