信玄の法人カード初めて物語【ウラ話】ブラックリストってなんじゃ?リストに載るとどうなる?
公開日:2019年07月05日
現代で起業に挑戦した武田信玄は、ビジネスを軌道に乗せつつあった。法人カードを存分に活用し、天下に号令をかけられるか!?
ブラックリストってなんじゃ?
このページを手早くまとめると
《 Q.ブラックリストにまつわる話 》
今回は第四話の審査基準についての話を補足するために、ブラックリストにまつわる話を紹介するで。ブラックリストの名前を聞いたことはあっても、きちんと理解できてる人は少ないんと違うかな。
ブラックリストなら知っておるぞ。借金まみれで返済ができなくなった人間の名前が載っているリストであろう。実際に見たことはないがのう。
ブラックリストってなんだ?
実は、ブラックリストというリストは存在しないんや。信用情報機関に事故情報として登録されることを「ブラックリストに載る」と表現しているだけなんや。
信用情報機関?事故情報?聞いたことがない言葉ばかりじゃ。
ブラックリストに載る流れを説明すると、信玄さんが金融機関(銀行・信販会社・消費者金融など)から金を借りると、信用情報機関に個人情報が登録されて(これが信用情報)、返済が滞ったり不払いがあったりすると「事故」と見なされて、信用情報機関に「事故情報」として登録されるんや。これがブラックリストの正体や。
そんな風になっておったとは知らなかったのう。具体的に何をすればブラックリストに載ってしまうのじゃ?
ブラックリストに載る条件ってなんだ?
《 ブラックリストに載る三大条件とは? 》
- クレジットカード、ローン、キャッシングなどの滞納や延滞
- 任意整理や自己破産などの債務整理
- 短期間で金融商品を多重申込み
まずは支払いの滞納や延滞が出てくるわな。引落し日に口座にお金が残っていなくて・・という話や。最近、若い人がブラックリストに載る条件として、携帯電話料金や奨学金の滞納がホンマに多いんや。これらを3ヶ月連続で滞納すると、延滞を解消してから5年間はブラックリストに載ってしまうから、子どもがいる親御さんには知っておいてほしいもんやわ。
なんと、ブラックリストの魔の手はそこまで伸びておったか。
魔の手というよりも、お金のきちんと管理していないと大変なことになるだけの話やけどな。ただし、親がブラックでも子どもには引き継がれないから、そこは心配せんでええで。
ワシがブラックでも、勝頼は大丈夫ということか・・・ってオイ!
次に債務整理やな。債務整理には自己破産、任意整理、特定調整なんかがあるんやけど、債務整理をすると確実にブラックリストに載るで。借金で困ってるから債務整理をするのに、新しく借金ができるわけあらへんな。
それはそうじゃ。借りた金は返すのが人の道じゃ。
これも第四話の審査基準の話で紹介したけど、法人カードの審査に通らなかったからって、次々に新しいカードに手を出すのはアカンで。申込みブラックといって、金融機関から「コイツは金に困っている」と認識されてしまうから、半年以上経って信用情報機関から申込み情報が消えた後で申込むんやで。
では、ブラックリストに載ってしまったら、何がどう変わってしまうんじゃ?
>> 5分でわかる!ブラックリストからの脱出方法
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ブラックリストに載ったらどうなる?
《 ブラックリストに載ったら、のホントとウソ 》
- 当分の間はクレジットカード、キャッシング、ローンに申込めない ⇒ 「ホント」
- 戸籍謄本や住民票に記載される ⇒ 「ウソ」
- 進学や就職に影響が出る ⇒ 「ウソ」
- 会社を解雇される ⇒ 「ウソ」
- 結婚ができなくなる ⇒ 「ウソ」
- 遺産相続人の権利を放棄させられる ⇒ 「ウソ」
どれもウソばかりではないか!ブラックリストに載ったからといって、当分はクレジットカードやローンの申込みができないだけで、実際にそれほど大した影響はないのであろう。
たしかに、当分の間(約5年~10年)だけ我慢すれば解決すると考えてる人は多いんやけど、本当にそれだけか検証してみよか。
《 勝頼くんがブラックリストに載ってしまったら 》
- 【25歳】携帯電話料金をうっかり3ヶ月滞納してしまう(ブラックリストに載る)
- 【26歳】携帯電話料金の延滞をようやく解消
- 【28歳】車の買い替えで自動車ローンに申込むも、お見送りされる
- 【30歳】結婚が決まって住宅ローンに申込むも、お見送りされる
- 【31歳】ブラックリストから情報が削除される
- 【36歳】子どもの幼稚園受験のために教育ローンを申込むも、お見送りされる
なかなか大変なことになっておるのう。こんなことが続くようでは、お家滅亡の危機じゃ。しかし、31歳でブラックリストから情報が削除されているにも関わらず、どうして36歳の教育ローンの審査も見送りになってしまったんじゃ?
ここがブラックリストに載ると大変なところなんや。教育ローンを融資する金融機関からすれば、「勝頼くんにブラックの情報はないけど、25歳から36歳までローンの審査に通った形跡がない⇒この期間はブラックだったに違いない⇒過去にブラックだった人に融資できない」と判断されてしまうんや。だから、いったんブラックリストに載ってしまうと、今後は現金主義でやっていくしかない可能性が大や。
それくらい信用情報というのは大切なものなんじゃな。では、自分がブラックリストに載っているかどうすればわかるんじゃ?
ブラックリストに載っているかを確認するには?
これは簡単にわかるで。信用情報機関のCICやJICCに情報開示請求をすればええだけや。請求にかかる費用も1,000円くらいやし、自分の信用情報を知っておくのも悪くないで。
自分の信用情報を知るのはなかなか勇気がいるのう。そうじゃ、ブラックリストに情報が載ったとしても、それを消してしまえば済む話ではないか。延滞分をすぐに支払うとか、何か賢いやり方があるじゃろう?
ブラックリストから自分の情報を削除するには?
そんなもんはあらへん。誤って登録されてしまった場合は申告すれば削除されるけど、登録内容が事実の場合、削除は無理や。信用情報というのは、本当に大切なもんなんや。自分のクレジットと引き換えに金融機関から融資を受けるということの意味を、きちんと知っておいてほしいもんやな。
いろいろと参考になったわい。ところで、このサイトの運営者からは変人の筋の者の臭いがしておるのじゃ。運営者情報ページでも覗いていこうかのう。