ホームページなしで法人カードの審査に通る?!【最低限の情報でOK】

ホームページなしで法人カードの審査に通る?!【最低限の情報でOK】

今回は「会社のホームページがなくても審査に通るのか?」をご紹介します。

 

会社のホームページがなくても審査に通るのか?

謎のベールに包まれている審査の話は、現役の法人カード審査担当者としてご活躍されている三浦さんにご説明頂きましょう。どんな話が聞けるのか、是非お楽しみください。

いずれの比較サイトを拝見しても、「会社のホームページが有れば、法人カードの審査に有利」と書いておるのう。ならばワシも負けてはおられまい。さっそく、武田家の由来や天下統一への所信表明を載せようぞ。
正直なところ、ホームページの有無は審査にさほど影響はござらぬ。商売の実態が見えにくいIT業界やサービス業の申込み者にとっては審査にプラスに働くやもしれぬが、そこまで期待するほどではありませぬな。

 

ホームページの有無は審査にさほど影響しません

こんにちは、某クレジットカード会社で審査担当者として勤務しております三浦と申します。今回は「会社のホームページがなくても審査に通るのか?」というお題でお話させていただきます。

まず結論としては、ホームページの有無は審査にほとんど影響しません。一般的な法人カードの比較サイトでは、「会社のホームページがあれば、審査に通りやすくなります」と書かれている記事を拝見しますが、あまり真に受ける必要はありません。審査に通るためだけにホームページを作るのは、実にもったいない作業と言えるでしょう。

なぜホームページの有無が審査に影響しないかと言えば、ホームページに記載された内容が製作者の自己申告に過ぎないからです。年収200万円以下でも法人カードの審査に通るのか?!勤続年数が半年以下でも法人カードの審査に通るのか?!でもご紹介している様に、年収や勤続年数などの自己申告の内容=客観性がないものと判断されます。収入証明書や登記簿謄本など、裏付けとなる資料があれば話は別ですが。

重要なことなので何度も繰り返します。審査にとって本当に大切なのは、申込み者の信用情報(クレジットカードやローンの履歴)です。ホームページのデザインやコンテンツがどれほど立派であったとしても、申込み者の信用情報に問題があれば審査に通ることはないと言うのが、審査担当者としての結論です。

 

【Good】審査担当者が見て得する情報

ただし、ホームページを見た審査担当者が多少のプラス評価をすることはあります。
あくまでも多少でしかないので、ホームページの有無や記載内容が審査に通る決定事項ではないことは申し上げておきます。

ホームページに載せるべき情報

  1. 事業内容
  2. 資本金
  3. 事業所の所在地
  4. 代表者の経歴

事業内容

申込み者の会社がどんな仕事をしているかの確認ができます。世の中にはありとあらゆる会社がありまして、「この会社って結局何をやっているんだ?」と思う会社が毎日出てきます。

特にIT関係・芸能関係・コンサル系の事業内容は、ホームページを見てもわからないことがほとんどです。これらの業種に共通するのは商品という目に見えるモノを扱っていないので、何で利益を挙げているのかはっきりしないのです。

それでも、業界関係者以外の方でも理解できる事業内容が記載されていれば、審査担当者からの評価も多少はプラスされることは申し添えておきましょう。

資本金

会社設立時の運転資金がいくらかの確認ができます。資本金の金額が記載されていることが重要であって、資本金の金額の大小が重要ではありません。

資本金と売上高が比例しない会社はいくらでもありますので、「資本金が大きいから審査に通りやすい」「資本金が小さいから審査に通りにくい」ということではありませんので、ご安心ください。

事業所の所在地

会社の事業所の所在地(住所)が確認できます。たまにGoogleやYahoo!などの検索エンジンで所在地を確認することがありますが、そこでまったく別の会社名が出てくれば、当然のことながら審査担当者の印象は悪くなってしまいます。

起業したばかりの方ほど、背伸びをして事業所がたくさんある様に見せたくなる気持ちは理解できますが、登記簿謄本に記載されている事業所の所在地以外はホームページに載せない方が賢明です。

代表者の経歴

代表者の経歴(現在に到るまでの略歴)が確認できます。視点としては、企業の採用担当者に似ているかもしれません。

代表者の経歴として、できるだけ現在の事業内容につながるストーリー(新卒でコピー機の営業会社に就職⇒その後、営業職として数社でキャリアを積む⇒3年前にコピー機の営業会社を設立・・)が見えると審査担当者は安心する傾向にあります。

あまりに一貫性のない経歴(新卒でコピー機の営業会社に就職⇒その後、派遣会社で作業員としてキャリアを積む⇒3年前に飲食店を設立・・)では、この先の事業展開に不安を憶える審査担当者もいますので、簡潔かつ一貫性がある経歴を記載されることをおすすめします。

追加の情報として、他の比較サイトでは「co.jp ドメインの会社のWEBサイトを用意すると審査に通りやすい」と書かれた記事もありますが、まったく関係ありません。co.jpや.comでも構いませんし、他のドメインでも評価は変わりません。

私も含めてですが、今の時代は誰でも簡単にホームページを作ることができますし、アウトソーシングに依頼する会社も珍しくありません。そんな誰が作ったか判別できないホームページのドメインに注目するなどあり得ませんので、ウワサ話に惑わされないようにしてください。

 

【Bad】審査担当者が見て損する情報

もちろん、ホームページに積極的に載せるべきでない情報もあります。以下の情報を載せることが悪いのではなく、起業したばかりの方が載せるには時期尚早という意味でお考えください。

ホームページに載せるべきでない情報

  1. 取引先
  2. 代表者の経営にかける熱い想い

取引先

起業したばかりの方が取引先を載せるのはおすすめできません。理由は、取引先として載せた会社が資金ショートを起こしているなど、金融機関からマイナスの評価を受けていると「そんな会社と付き合っている、この会社って大丈夫なの?」という目で見られます。

一方、取引先として載せた会社が大手企業や超優良企業であっても「起業したばかりの会社が、こんな大企業と付き合える訳ないじゃないの」と邪推されてしまいます。取引先を記載してもしなくてもプラスの評価が得られないのであれば、記載しない方が良いのではないかと思います。

代表者の経営にかける熱い想い

先に謝っておきます。経営者の皆さま、誠に申し訳ございません
たまに自社ホームページのコラムで「我が創業物語」や「私の経営道」を熱く語っておられる方がおられますが、せめて起業して3年間は控えておかれると良いでしょう。

起業して3年も経たない経営者が「我が創業物語」や「私の経営道」を熱く語る様子を見ると、意地悪な審査担当者は「この経営者は売上げよりも、ご自身の経営理念を聞いてくれる人が欲しいのか?」と勘繰ってしまい、マイナスの評価を下すこともあります。(私自身もたまにそういう判断をします。。)

創業時の想いや経営理念を大切にされることを否定はしませんが、控えめにアピールするくらいがちょうど良いかもしれません。

 

あなたが審査に通りそうな法人カードはどれ?

最後になりましたが、私が監修として参加しているあなたが審査に通りそうなカードはどれ?60秒で模擬審査からカード選びのお手伝いができれば幸いです。

模擬審査では14個の簡単な質問に回答すると、各カードの審査に通る確率がA判定からD判定まで出力される仕組みとなっています。ご自身の信用情報を測定する上でも一度試してみて下さい。

また、審査に通る確率を上げるアドバイスや審査に通らなかった場合の対処法は法人カードの審査に通りやすくするコツでお話しておりますので、是非そちらも参考にしてみて下さい。

 

まとめ

審査担当者より一言

会社のホームページの有無は審査にさほど影響しません。ただし、以下の情報が記載されていれば審査担当者の参考になりますので、ホームページを作る際のヒントにして頂ければ幸いです。

  • 事業内容
  • 資本金
  • 事業所の所在地
  • 代表者の経歴

 

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