法人カード発行後の途上管理とは?!【担当者の目が光ります】

法人カード発行後の途上管理とは?!【担当者の目が光ります】

今回は 「法人カード発行後の途上管理とは?」をご紹介します。

 

法人カード発行後も審査の目が光っている?

カードの途上管理について詳しく語るのは、現役の法人カード審査担当者の三浦さんです。一般的には知られることがない、カード発行以降のお話を聞かせていただきました。

無事に法人カードが発行されたのは一安心じゃが、これで手を抜くカード会社ではあるまいて。おそらく、ワシらの動きを逐一見張っておるに違いないわい。ワシだって、日頃から家臣の一挙手一投足を見ておるぞ。
カード会社の審査担当者は「カードで何を買ったか」「どんなお店でカードを使ったか」など、それは事細かに確認していると聞いたことがあるぞ。松永久秀や穴山梅雪のような裏切り者を出さぬためにも、家臣たちにもカードの使い方を徹底せねばならぬわい。

 

法人カード発行後も油断は禁物です

こんにちは、某クレジットカード会社で審査担当者として勤務しております三浦と申します。今回は「カード発行後も審査の目が光っている?」というお題でお話させていただきます。

まず結論から申しますと、審査の目はギラギラ光っています。それはもう、審査結果を判定する時とは比べ物にならないほど、審査の目はシビアです。

具体的には、「カード利用者の信用情報」「カードの利用内容や利用金額」「返済状況など」を日々確認しており、水も漏らさぬチェック体制が敷かれています。

そこまでする理由は、貸し倒れする可能性を極力抑えたいからです。数千万円の利用限度額をお持ちのお客様もいらっしゃる中で、もし貸し倒れを起こせば、会社としての損失は計り知れません。

もし、審査担当者に目を付けられると、カードの一時停止や強制退会に追い込まれてしまうお客様もいらっしゃいます。「カードが発行されたら、好きに使うぞ!」というお気持ちは理解できますが、ご利用はくれぐれも慎重にされることをおすすめします。

 

【危険度1】現金化に適した商品を法人カードで頻繁に購入

現金化に適した商品とは、具体的にこちらです。

現金化に適した商品リスト
  • 金やブランド品
  • 新幹線の回数券
  • 金券や商品券(Amazonギフト券やGooglePlayギフトカードなど)
  • ゲーム機

これらの品物に共通するのは、現金化しても価値が下がりにくいところです。換金率は品物や買取専門店で異なりますが、約90~98%が相場となります。

つまり、JRのみどりの窓口で100万円分の新幹線チケットを法人カードで購入し、それを換金率95パーセントのチケットショップで換金すると、95万円が手元に残る計算になります。これが「クレジットカード現金化」と呼ばれる手法です。

「現金が手元にないから、カードの利用限度額を現金に換えよう」という行為は、カード会社にとってNGです。出張用に新幹線チケットを、取引先のお歳暮用に商品券を法人カードで購入されるかもしれませんが、カード会社はこう考えます。

  • 100万円分の新幹線チケットを誰が使うのだろう?
  • 新幹線チケットは換金用に買ったのではないか?
  • もしかしたら、手元に現金がなくて困っているのではないか?

カード会社はこのような説明がつかない買い物をかなり怪しみますので、クレジットカードの現金化は絶対に止めておきましょう。せっかく発行されたカードが利用停止になるのは、実にもったいない話です。

また、世間には法人カードを現金化してくれる業者もありますが、カード利用規約に違反していますので、絶対に利用されないことをおすすめします。

 

【危険度2】夜のお店やスピリチュアルで法人カードを使用

夜のお店やスピリチュアル関係とは、具体的にこちらです。

夜のお店やスピリチュアル関連リスト
  • キャバクラ
  • ラウンジ
  • 高級クラブ
  • ガールズバー
  • スナック
  • セクシーキャバクラ
  • 風俗店
  • 占い
  • 心霊術
  • 新宗教
  • お守り、壺、水晶の購入

夜のお店やスピリチュアルなサロンで法人カードを利用されるのも、カード会社としてはマイナス評価です。毎月のように頻繁に利用があると、カード会社としてはチェック対象となります。

基本的に、カード会社は役務契約を好みません。役務契約とは、レストランでの飲食、ホテルや旅館での宿泊、ホームページの保守、オフィスの清掃、コンサルティングサービスなど「対価が形として残らないもの」です。

お守りや壺は形として残りますが、市場価格が付けられないので同様の扱いです。こういったケースでは、カード会社はこう考えます。

  • 頻繁に夜のお店やスピリチュアルに通う目的は何か?
  • クレジットカードが現金化されているのではないか?
  • 反社会的勢力と付きあっているのではないか?

「形として残らないもの」は目で確認できませんので、実際にサービスを受けたのか、現金化に利用されたのかがわかりません。

それが夜のお店やスピリチュアルなサロンとなると、反社会的勢力との繋がりも疑われかねませんので、こういった店での法人カードの使用は可能な限り止めておきましょう。

 

【危険度3】何度も利用限度額をオーバー

法人カードには利用限度額が設定されており、カード発行時に申込者に通知されます。(※一部、利用限度額が無制限のカードもあります。利用限度額について詳しくはこちら

例えば、利用限度額が100万円の法人カードで150万円の買い物をしようとすると、カード端末に「このカードはご使用頂けません」と表示され、その場でのカード決済ができません。

ただし、お客様に恥をかかさぬ様に、その場でカード決済をストップしないカード会社も少数ですが存在します。さて、何度も利用限度額を超えてカードを使用されるお客様に対して、カード会社はこう考えます。

  • 利用限度額も知らない経営者で、会社のお金の管理は大丈夫なのか?
  • 他人が勝手に法人カードを使っていないか?
  • 利用限度額いっぱい使って、自己破産するつもりではないか?

「何度も利用限度額をオーバーされるお客様は、返済期日を守らない可能性が高い」いうデータをカード会社は持っていますので、くれぐれも目を付けられないようにご注意ください。

利用限度額を超えることが分かっている場合には、事前にカード会社に電話を掛けて、
「どこで(場所)、何を(対象)、いくらで買う(金額)から、一時的に利用限度額を引き上げてほしい」との旨をお伝えください。カード会社が審査して、OKであれば利用限度額を引き上げますし、NGであれば現状維持となります。

いずれにしても、利用限度額のオーバーには十分にご注意ください。

 

【危険度4】カード会社からのDMが受取人不明

カード会社から何気なく送られてくるダイレクトメールをご覧になったことはありますか?

期間限定のキャンペーンやカードのランクアップの案内が同封されていますが、ダイレクトメールの目的はカードの宣伝だけではありません。実はお客様の所在確認を兼ねており、ダイレクトメールが受取人不明でカード会社に戻ってこないかを見ているのです。

この事例に引っ掛かった場合には、かなりの確率で注意が必要です。ダイレクトメールがお客様の住所に届かないとなると、カード会社はこう考えます。

  • カード会社に連絡せず、どこに移転したのか?
  • 家賃を支払えなくなったのではないか?
  • 会社が倒産したのではないか?

お客様と連絡が取れなくなるのは、カード会社にとって大変なリスクです。貸し倒れが起こった場合、カード会社は債権回収に乗り出しますが、お客様の居場所がわからなくては債権回収ができません。そんな事態を避けるためにも、お客様の所在確認を定期的に行っています。

会社やご自宅の住所を移転される時は、必ずカード会社にも届け出をしてください。「あっ、カード会社への連絡忘れてたな」と思い出した時には、カードが使えなくなっているかもしれません。。

 

まとめ

いかがでしょうか。カード会社は24時間365日目、皆さんのカードの使い方に目を光らせています。これからカードを使用される時は、「この使い方で大丈夫かな?」と少し意識して頂ければ、皆さんのカードライフがより良いものになるでしょう。

 

 

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