法人カードを選んだ決め手とは?!【噂の真相⑥】

法人カードを選んだ決め手とは?!【噂の真相⑥】

今回は「噂の真相⑥法人カードを選んだ決め手」をご紹介します。

 

《個人事業主やフリーランスにおすすめカード》
カード名 年会費 審査の通りやすさ
1位 NTTファイナンスBiz 無料 ★★★★★
2位 三井住友for Owners クラシック 1,375円(税込) ★★★★☆
3位 セゾンプラチナ 22,000円(税込) ★★★★☆
4位 アメックスビジネス 13,200円(税込) ★★★★☆
5位 アメックスゴールドアメックスゴールド 36,300円(税込) ★★★★☆

 

法人カードを選んだ決め手とは?

法人カードを作ろうと決めたまでは良かったものの、何を決め手にしようかと迷っておられる方は決して少なくないと思います。「カード会社は?」「年会費は?」「利用限度額は?」と悩み始めればキリがありません。

もちろん、法人カード2枚持ちや切り替えも可能ですので、生涯の伴侶を見極めるほどの緊張感は必要ありませんが、生半可な気持ちで立ち向かっても、情報量の多さに圧倒されるに違いありません。

https://twitter.com/wannabe_musyoku/status/1098451098744963073

そこで、すでに法人カードをお持ちの方に「法人カードを選んだ決め手」をアンケートで聞いてみました。多数決に従えば正解とは思いませんが、ひとつの参考にはなるのではないでしょうか。

法人カードを申込んだ決め手一覧
  1. 年会費の安さ
  2. ポイント還元率の高さ
  3. ステータスの高さ
  4. 付帯サービスの充実
  5. 審査の通りやすさ
  6. 利用限度額の高さ
  7. 追加カードの発行枚数
  8. 国際ブランド

以上の8つの選択肢から選んで頂いた、上位3つを感想と併せてご紹介します。(複数回答可)

 

【口コミ数第1位】年会費の安いカード(25/89票)

JCB一般法人カード

 事業地が主要都市から離れている為、主要都市部でタクシーチケットの購入にとても便利と思い利用させて頂いてます。各タクシー会社はクレジットカード決済も可能ですが、カード自体を所持出来る場合ばかりではないので、やはりタクシーチケットは必須です。また、付帯サービスのETCカード年会費が無料なため、過去に別クレジット会社のETCカードを利用していましたが、法人のため複数車両があり数枚発行して頂かなければならず、枚数ごとETCカード年会費がかかっておりました。ですがJCBのETCカードは年会費がかからず魅力的だと思い、この機会にまとめてこちらの法人クレジットカードに移管した次第です。

【申込み時の状態】法人 サービス業

オリコ Ex Gold for Biz

 年会費が年2,000円と手ごろな方で、初年度の会費は無料で利用できるのが良かったです。また出張などで空港を利用することが多いので、このカードを持っていると空港のラウンジが無料で利用できるのも便利だと思いました。

【申込み時の状態】法人 IT業

ライフカードビジネス

 年会費無料なのでその分ポイントが付かないなどプラスアルファのサービスは充実していませんが、事業を立ち上げたばかりなので年会費無料の方がメリットが大きく不満には感じません。申し込み時に会社の登記簿謄本の提出が必須ではなく、提出書類に少なさもよかったです。ただし、この場合、カードに法人名は印字されず個人名の印字でした。それでも申し込みが安易で審査に通りやすいというメリットは大変大きいです。レストランなどでカードを出して支払うことを想像すると格好良くはありませんから、いずれ他のカードを作るかもしれません。でも現在は毎月の自動引き落としでしか使っていないのでこれで十分です。

【申込み時の状態】法人 IT業

三井住友ビジネスカードクラシック

 銀行とのお付き合いで三井住友カードを導入しています。枚数を発行している割に年会費が安いのは良いと思います。あとは紛失時のサポートや、海外での保険やサポートなども良いと思います。法人で使うには良いレベルだと感じています。

【申込み時の状態】法人 製造業

法人カードを選んだ決め手の第1位は、年会費の安さでした。年会費の安いカードは、社内での経費処理限定で使用されるのであれば問題ないかと思います。

ただし、年会費が安いカードは「付帯サービスがない」「ステータスが低い」「利用限度額が小さい」といったデメリットもありますので、その辺りはご注意ください。

また、法人カードの年会費は経費として処理できます。接待など営業先でカードを使用される場合、「付帯サービスもステータスも最低限」では太刀打ちできないかもしれませんので、少々年会費が高くなったとしても社外向けに見栄を張るためのカードを1枚持っておかれると良いかもしれません。

 

【口コミ数第2位】審査に通りやすいカード(16/89票)

JCB一般法人カード

 以前別のカードに申込をしたのですが、審査に落ちてしまい他のJCB一般法人カードに申込をして今回は無事に審査を通過することができました。

【申込み時の状態】個人事業主 飲食業

JCB一般法人カード

 良い点は、法人カードで審査が一番通りやすいカードだと思います。したがってステータスはほとんどありません。
悪い点は、JCBなので使えないことがあること(VISA、MASTERのほうがいい)、ポイントは無し、増枠の融通がきかない(せっかく作ったのに、結局個人カードを使う羽目になったこともあり)ことです。ですが、中小零細企業にとっては通りやすさが一番なので、総じて満足はしております。

【申込み時の状態】法人 小売業

ライフカードビジネス

 開業してすぐだったので、法人カードが作れるか不安があったが、このカードは決算書類等不要で簡単にネットから申し込めて、審査も早く申し込んでから一週間ほどで手にすることができた。経費払い、会計処理にカードは必要なのでとてもありがたく思っている。

【申込み時の状態】個人事業主 アウトソーシング業

三井住友 for Owners クラシック

 会社が設立してから間もないため、他のカード会社では通らなかった審査がこちらの会社では通ったのは大変ありがたかったが、審査が通るまでの期間が2ヶ月ほどかかったので、それがあったため、やや不満ではありました。(書類などには一週間程度で通るとあったので、実際の期間がとても長かったです)カードの利便性としては、海外出張が多い社員に渡していましたが、多くはVISAが対応しているということで、こちらのカードがVISAだったのがとても助かっています。

【申込み時の状態】法人 映像制作業

法人カードを選んだ決め手の第2位は、審査の通りやすさでした。特に開業して1年未満の方や個人事業主の方が、審査の通りやすいカードを選ばれる気がしています。

こちらの口コミの方が投稿していらっしゃる通り、「原則として三年以上の営業年数と黒字」がなくても審査に通りますので、一般的な比較サイトで書かれている内容を鵜呑みにされる必要はありません。

【噂の真相①】業歴が半年未満でも審査に通る法人カードはどれ?!では、業歴が半年未満で法人カードが発行された事例を9個ご紹介していますので、ご自身に当てはまるかどうか確認してみてください。

 

【口コミ数第3位】ステータスの高いカード(15/89票)

アメリカンエキスプレスビジネスカード

 アメックスカードは世界でもステータスが高く、使いやすさが素晴らしい。しかもキャンペーンなどの時は審査も甘いので、作りやすい。スキミングの対応もしっかりしているし、変な引き落としも連絡をくれたりするので、非常に安心してつかっています。オペレーターもしっかりているので、おすすめです。

【申込み時の状態】法人 介護福祉業

アメリカンエキスプレスビジネスゴールドカード

 ステータスが高くて非常に満足していますし、ビジネスに役立つサービスや上限を気にせず使えるのも助かります。三井住友ビジネスカードと迷ったがこちらの方が仕事上便利だと判断しました。特にサービスのANAマイルへの移行が気に入っています。

【申込み時の状態】個人事業主 飲食業

アメリカンエキスプレスビジネスゴールドカード

 ステータスが高くて満足している、安心して使用できて利用額もインターネットで確認でき、その月の請求額も過去の請求額もパソコン内に保存しておけるので大変便利です。だた一つ不満なのは年会費の高さです。これだけの良いカードなので年会費が高いのは我慢してます、これからもアメックスカードを利用していきたいと思っています。

【申込み時の状態】個人事業主 美装業

三井住友ビジネスカードゴールド

 ステータスが高いので、海外出張先での利用では何のトラブルも生じず、いつもスムースに決済が完了しました。溜まったマイルについては会社のクリスマスパーティなどの親睦会を開催時に、ギフトカードに交換して商品として使ったりしておりました。

【申込み時の状態】法人 資源開発業

法人カードを選んだ決め手の第3位は、ステータスの高さでした。こちらではアメックスビジネスゴールドカードの口コミが並びましたが、確かに「どこで使っても恥ずかしくない」「もしかしたら店員さんの対応が違うかも」と思わせてくれる1枚です。(【アメックスビジネスゴールドを申込んで4日で届いた話】)

 

【その他の口コミ】国際ブランド、ポイント還元率など

P-one Business Mastercard

 個人用ポケットカードとWeb管理画面が同じでアカウント切り替えのみで確認できるので、利用履歴・支払い額・限度額を同時に確認&比較できる。全額キャッシュバックなどのキャンペーンもあるので楽しめる。支払が当月10日締め翌々月1日払いなので余裕がある。

【申込み時の状態】個人事業主 営業代行業

オリコ Ex Gold for Biz

 ステータスはゴールドランクだが、あまり気にしていない。ポイント還元率には満足している。ポイントは貯めているので、まとまったら大きなものに使いたい。初年度会費無料でお試しが出来るのが良い。付帯サービスの国内旅行傷害保険が気に入っている。

【申込み時の状態】法人 コンサルタント業

ダイナースクラブビジネスカード

 最も満足している点としては限度額が無い点です。まだまだ若手ということもあり、会食時の支払いは私が全て立て替えて後日参加者へ請求するという形となっております。その際に個人のクレジットカードの限度額では当然足りませんし、限度額を上げようとしても信用度が無い為上げることが出来ません。しかし、法人の信用力で限度額無しのカードを持つことが出来、非常に役立っています。噂では限度額1億円まで使えると聞いたことがありますが、真偽の程は解りかねます。

【申込み時の状態】法人 卸売業

三井住友 for Owners クラシック

 やはりブランド名にやられましたね。(笑)「三井住友」を名乗られると黙るしかないですよ。化粧品だったら「資生堂」という感じでしょうか。このカードは友人の経営者から「使ってみなよ。オススメ」と言われて、過去に作ったのですが、やはり「三井住友」だけあって信頼感と安心感はありましたね。正直、不安は無かったですね。他の会社のカードもとても素敵なのでしょうが、自分はやはり「三井住友」にこだわりたいと思います。そして、このカードですが総合的に使い勝手が良かったです。

【申込み時の状態】個人事業主 IT業

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

 社員全員ではなく、経営職と呼ばれる管理職に利用することを義務付けた。メリットとして、①社員の個人所有のクレジットカードの利用が多く、建て替え清算処理などが煩雑であったが、それが軽減された点②ポイントが会社として利用できるため経費削減になった点③プラチナカードだったので、出張の多い社員は空港のラウンジなどの利用も可能となった点④限度額が大きく多くの建て替えを行っていた社員にとっては限度額を気にせずに利用可能となった点⑤社員の経費のための仮払い処理が減った点にある。

 

デメリットとしては、ほとんどなかったが、紛失や紛失後の事故などの処理を会社の経理部署が行わなくてはならなかった点にある。一部の社員からは、従来個人で利用できたポイントが使えなくなったとの話もあったが、全体としてメリットの方が多かったので継続して利用している。

【申込み時の状態】法人 製造業

 

 

まとめ

以上、先輩経営者が法人カードを選んだ決め手を検証してまいりました。

法人カードを選んだ決め手番付
  • 第1位 「年会費の安さ」
  • 第2位 「審査の通りやすさ」
  • 第3位 「ステータスの高さ」
  • 第4位 「国際ブランド」
  • 第5位 「ポイント還元率の高さ」
  • 第6位 「付帯サービスの内容」
  • 第7位 「利用限度額の高さ」
  • 第8位 「追加カードの発行枚数」

先日書いた記事【法人カード選びのお悩みを一瞬で解決します】では、「法人カード勢力図」なるものを発表しました。以下に掲載しておきますので、カード選びの参考にして頂ければ幸いです。

 

法人カードオススメ番付

  • 総合バランス番付/価格・ポイント・サービスのバランスで選ぶなら
  • とにかく安く番付/年会費・追加カードの安さ重視で選ぶなら
  • コスパ還元番付/月の使用額が100万円を越えるなら
  • ステータス&付帯サービス番付/持ってるだけで惚れる!カッコ良さで選ぶなら
  • 審査に通りやすい番付/運営者の個人的な好き嫌いで選ぶなら

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