今回は「ラグジュアリーカードチタンの比較と評判」をご紹介します。
このページを手早くまとめると
- 年会費の安さ⇒NTTファイナンスBiz
- 審査の通りやすさ⇒NTTファイナンスBiz
- コスパの良さ⇒NTTファイナンスBiz
- 付帯サービスの良さ⇒アメックスゴールド
- ステータスの高さ⇒アメックスゴールド
- 高額の年会費⇒ラグジュアリーカード
ラグジュアリーカードチタンの評判と審査基準は?
ラグジュアリーカードチタンとは、MasterCardの最上位ステータスの「ワールドエリート」が採用されたクレジットカードです。
とは名ばかりで、実はステータスの高さが証明されない年会費が高いだけのカードです。たしかに付帯サービスは充実していますが、それでも年会費の高さから言えばお得感はありません。
チタンのほかにもブラック、ゴールドがありますが、いずれも特許取得済の金属製のカードとなっています。個人としてはもちろん、法人カードとしても申し込むことができます。
通常、クレジットカードは一般→ゴールド→プラチナ→ブラックの順でステータスが上がっていきますが、ラグジュアリーカードはチタン→ブラック→ゴールドの順でステータスが上がっていきます。
ラグジュアリーカードはこんな人におすすめ
- 人とは違う変わったクレジットカードを持ちたい!
- 金属製カードを自慢してモテたい!
- かっこいいカードを法人カードとして持ちたい!
- 期待を超える付帯サービスがあるクレジットカードを持ちたい!
ラグジュアリーカードチタン審査申込み資格
ラグジュアリーカードチタンの申込み資格は「個人事業主」or「経営者」or「フリーランス等ビジネスオ-ナー」になります。
名義を「法人代表者」or「個人事業主」のどちらにするかは、引落し口座をどこに設定するかで決まります。 法人代表者の方は「法人口座」or「代表者ご本人の個人名義口座」にて、個人事業主の方は「申込み者ご本人の個人名義口座」or「屋号のある個人事業主名口座」で申込むと良いでしょう。
会社用とプライベート用で口座を分けたい場合には、「法人口座」or「屋号のある個人事業主口座」をおすすめしますが、どの名義を設定されても審査の通りやすさに影響はありません。もちろん、会社用の口座をお持ちでない方は、個人のプライベート用の口座でも大丈夫です。
法人カードの決済先が個人口座になっているカードがあるとは気づかんかったw あぶねぇw
— とっとこ でぶてて ガジェ太郎 ( ˙灬˙ ) (@debutete) April 13, 2019
【年会費】55,000円(税込)
カード名 | 代表者カード年会費 | 追加カード年会費 |
---|---|---|
ラグジュアリーチタン | 55,000円(税込) | 15,500円(税込) |
ラグジュアリーチタンの年会費は、本会員50,000円、家族会員15,000円です。年会費が同水準のカードは下記2つです。
- 三井住友プラチナカード(50,000円のプラチナカード)
- JCBザ・クラス(50,000円のブラックカード)
ラグジュアリーチタンはラグジュアリーカードの中では一番下のランクにはなりますが、世間一般と比較すると最高クラスのカードといえます。
また、ラグジュアリーカードはMastercard独自のランクの中でも最高位の「ワールドエリート」に属するため、チタンといえど世界クラスのステータスといえるでしょう。
ただし、ラグジュアリーチタンの年会費は55,000円(税込)と決して安くはありません。年会費をかけたくない方は、下記の中からお選びください。
初年度年会費無料の1枚はこちら
いずれも初年度無料なので、1年間使って気に入らなければ解約でOKです。私も毎年、いろいろなカードを乗り換えています。
カード名 | ポイント還元率 | ステータス | 審査の通りやすさ |
---|---|---|---|
NTTファイナンスBiz | 1.0% | SS・S・A・B | ★★★★★ |
オリコスタンダード | ポイントプログラム無し | SS・S・A・B | ★★★☆☆ |
JCBゴールド | 0.5~0.8% | SS・S・A・B | ★★★☆☆ |
JCB一般 | 0.5~0.75% | SS・S・A・B | ★★★★☆ |
アメックスビジネス | 0.3~1.0% | SS・S・A・B | ★★★★☆ |
アメックスゴールド | 0.3~1.0% | SS・S・A・B | ★★★★☆ |
三井for Owners ゴールド | 0.45~0.5% | SS・S・A・B | ★★★☆☆ |
三井for Ownersクラシック | 0.45~0.5% | SS・S・A・B | ★★★★☆ |
【 審査基準】起業したての個人事業主でも通ります
ラグジュアリーカードチタンはハイステータスなカードではありますが、審査は意外と通りやすいと評判です。アプラスの審査担当者からこっそり仕入れた情報によると、申込資格は以下のようになっているとのこと。
- 申込み者の年齢が満20歳以上
- 年収が500万円以上
- 過去5年以内の延滞履歴が1ヶ月以内
- キャッシングの借入残高が50万円以下
- キャッシングの借入社数が3社以下
- 過去に自己破産の経験なし
詳細は以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
法人カード初心者におすすめの1枚
とはいえ、ラグジュアリーカードを初めての法人カードとして持つには、少しハードルが高いかもしれません。そこで、法人カード初心者の方向けの1枚をご紹介します。
カード名 | 年会費 | 追加カード年会費 | ステータス | 審査の通りやすさ |
---|---|---|---|---|
NTTファイナンスBiz | 無料 | 無料 | SS・S・A・B | ★★★★★ |
セゾンプラチナ | 22,000円(税込) | 3,300円(税込) | SS・S・A・B | ★★★★☆ |
セゾンコバルト | 1,100円(税込) | 無料 | SS・S・A・B | ★★★★★ |
アメックスビジネス | 13,200円(税込) ※初年度無料 |
6,600円(税込) | SS・S・A・B | ★★★★☆ |
JCB一般 | 1,375円(税込) ※初年度無料 |
1,375円(税込) ※初年度無料 |
SS・S・A・B | ★★★★☆ |
ライフビジネス | 無料 | 無料 | SS・S・A・B | ★★★★☆ |
【還元プログラム】キャッシュバック/ポイント還元
ラグジュアリーチタンは2つ(キャッシュバック/ポイント還元)の方法で会員へ還元をしています。
|
キャッシュバック還元率 |
賞品交換還元率 |
有効期限 |
---|---|---|---|
1% | 2.2% | 5年 |
ラグジュアリーチタンのキャッシュバック還元率は1%と、年会費が同水準の以下のカードと比べても高いです。
- JCB THE CLASS 最大還元率0.85%(年300万円以上利用) ※一部優遇店あり
- 三井住友プラチナカード 0.5% ※他ボーナスポイントあり
貯めたポイントはギフト券やワイン等の商品や、マイルに交換することもでき、この場合の還元率は2.2%と通常のキャッシュバックよりも高くなります。
ラグジュアリーカードのポイントをクーポンと交換して、Firadis WINE CLUB30でワインを購入してみました。
これから飲むのが楽しみです( • ̀ω•́ )☆ pic.twitter.com/0mFNSD2C6U— 千尋@低浮上気味 (@chihiro_cre) February 13, 2020
ギフト券はAmazonギフトカードやスターバックスカード、マイルはANAやJAL、ハワイアン航空、ユナイテッド航空のマイルに手数料無料で交換できます。
【付帯サービス】コンシェルジュ、映画館無料など
24時間365日利用可能なコンシェルジュサービス
- 急な出張で宿泊施設がどこも空いていない
- 映画の俳優が履いている靴が欲しいが、どこのブランドのものか分からない
- ウェディングサプライズをしたいが良い案が思いつかない
ラグジュアリーカードは、上記のような相談もコンシェルジュサービスで対応してくれます。以前の相談内容に沿った回答をしてくれるため、まさに専任のコンシェルジュとして活用できます。
ラグジュアリーカードコミュニティで人脈構築
ラグジュアリーカード会員の交流の場として、一流ホテルで定期的にイベントが開催されます。
大切な人とゆっくり過ごすも良し、会員同士で交流するも良し、ワインをじっくり味わうも良し…あらゆる方法で楽しむことができます。
法人向けのイベントもあり、ビジネスにプラスになる人脈も広げられます。
映画館や国立美術館が無料で鑑賞
ラグジュアリーカード会員になると、全国のTOHOシネマズで毎月最大1回映画を無料で鑑賞できます。レストランや旅行優待と異なり、日常使いできる優待があるのは便利です。
他にも、国立美術館は会員本人と同伴者1名まで何度でも無料で鑑賞することができます。
ゴージャスなトラベル優待
<Luxury Travelers>
【コロ・サン・リゾート&レインフォレスト・スパ】フィジー人スタッフの温かいおもてなしで知られるラグジュアリーリゾート。
<会員特典>
・到着時スパークリングワインボトル1本と新鮮なフルーツのバスケットをお部屋ご用意▼カード申込はこちらhttps://t.co/hufriT4jX5 pic.twitter.com/MRzV9VTgl9
— ラグジュアリーカード日本【公式】 (@luxurycardjp) June 29, 2018
世界の3000を超える宿泊施設で1滞在あたり5万5000円相当の旅行特典がある「グローバルホテル優待」、世界1,300か所以上の空港ラウンジサービスを受けられる「プライオリティ・パス」、海外旅行の荷物宅配など、年会費の元が取れるトラベル優待が充実しています。
レストラン優待で感動的なおもてなし
ラグジュアリーリムジンでは、ラグジュアリーカードが厳選した名店や隠れ家レストランを予約することができます。人気レストランでのコースのアップグレードや、ウェルカムドリンクなどの優待もあります。
ラグジュアリーカードチタンの評判
【Good】有事の際にも柔軟なサービスを提供
ラグジュアリーカードでは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け自宅で過ごす時間が増えた会員に、dTVやオンラインヨガサイトを無料で視聴できるサービスを提供しました。
ラグジュアリーカードさんは素晴らしいよ〜。アメックスさんとは別な形で日々に寄り添うカードですね。 pic.twitter.com/YTGRSM5Ez4
— Algo (@Iq6O0) April 17, 2020
こういう事ができるのがラグジュアリーカードなんだよなぁ
アメックスやダイナースには真似できんわな pic.twitter.com/pAOlLi8PWm— くるびっと@リングフィット初心者 (@n_eden) April 3, 2020
【Good】とにかく見た目がかっこいい
金属製の見た目や重量感が生み出す特別感はカードでは感じることができません。
ラグジュアリーカードきたーーー!!!まずはチタンカードにしました!!!
重たい、、かっこいい、、
チタン製が2枚に増えました。地味にマスター作るのも初めてかも。#ラグジュアリーカード pic.twitter.com/zczjwZFEsR— 白石亮博/john@カヌチャベイ/レジェンドスポーツ (@rego_sfc) February 21, 2020
https://twitter.com/yuuuma1997/status/1226006796998889473
【Bad】金属製だからこそ使えない場合も
ラグジュアリーカード入れられてエラー起こしたんやろうか… pic.twitter.com/8tosQcJ9It
— 偏見で電車を語るbot (@RailCredit) January 14, 2020
レストランやスーパーなど、ICチップを読み取る決済端末であれば通常のプラスチックカードと同様に使うことができます。
しかし、一部券売機のようにカード全体を吸い込んで読み取るような決済端末の場合、ゆるやかに曲げて読み取っています。そのため、金属製のラグジュアリーカードの場合利用ができない場合があります。
上記に加え、金属だからこその弊害として「重さ」があります。通常のプラスチックカードの3倍の重さになるので、普段小銭を持ち歩かないスマートな財布を持っている方は、財布の中の存在感が気になってしまうかもしれません。
【Bad】サービスの提供エリアが限定的
ラグジュアリーカードは、レストラン優待のメインは東京都内のお店のため、東京以外に住まわれている方には優待を存分に活用するのは難しいようです。
https://twitter.com/ccaNyaaan/status/1241374475045597186
また、TOHOシネマズの優待も毎月数量限定のため、獲得できない会員も発生しています。
ええー( ̄▽ ̄;)
ラグジュアリーカードのTOHO優待特典、1月早々に申し込んだのに数量オーバー。
別に1000円が惜しいわけでは無いのだけど、このカードはそんなケチ臭いことせず、全員対象にするくらいであって欲しい。
改悪ばっかりだし、年会費半額でさらに会員数も増えるし、継続を考えてしまう。。 pic.twitter.com/Bcfj0q6YHX— 前のめり@ライカびと (@maenomelife) January 7, 2019
【Bad】特典を活用しきれない・・
上記の評判に付随しますが、特典を活用しきれないために年会費がもったいなく感じる会員もいるようです。
海外旅行に頻繁に行く、東京に住んでいる等、一定の条件を満たさなければサービスを受け続けるのは難しそうです。逆に言えば、優待を十分に活用できれば継続する価値はありますね。
ラグジュアリーカードも完全にキャンペーンのお菓子と酒を買うだけのアプリになってるからさすがに年会費5万は解約コース
— じゅりゅー (@zyuryu_) September 7, 2019
まとめ
ラグジュアリーチタンは、特典を活用できる生活スタイルを営む人にはもってこいのハイステータスカードです。
サービスは年会費をペイできるほど充実しているので、とにかくステータスにこだわりたい方、決済機能よりも付帯サービスを重視したい方はぜひご検討ください。
某クレジットカード会社で法人カードの審査部門を経て、現在は法人営業をしています。経費精算に手間が掛かる法人こそ、キャッシュレスに取り組むメリットが大きいと思います。